今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

Calypso Cabaret で新たな扉を開く

1月にシドニーからきみさんがバンコクに来てくれた。きみさんはカナダに住んでいたときに出会ったお姉さんで、今まででもっともスリルな旅であった「ペルー女二人旅」を共にした例のきみさんだ。

 

 

 

私は結婚してからというものすっかり落ち着いてしまって、バンコクに来てからもせっかくの海外生活なのにボーッと過ごしている。実はボーッと過ごしていることにさえ気づいておらず、きみさんからの「昔のミーさんはどこに行ったん!?」という一言でようやくハッとした。きみさんは相変わらずせっせといろんなことにチャレンジしていて、なんとWOMENCANFLY.COという素晴らしいプラットフォームまで立ち上げたのです!

 

そんなきみさんがバンコク滞在中に私をいろんなところに連れ出してくれた。

そのひとつが、ジャーン。「Calypso Cabaret Bangkok」です!

 

www.calypsocabaret.com

 

カリプソキャバレーというのはバンコクで有名なニューハーフショーで、一緒に見ていたBRUTUSのバンコク特集にチラッと載っていたのをきみさんが発見。もちろんきみさん、見逃さない。翌日の夜は近所のレストランでご飯を食べる予定だったにも関わらず、きみさんの「行こうや」の一言であっという間に予定を変更。

 

そしてやってきたら、まさかの前から2列目!

 

カリプソキャバレー

 

よく見えます!

 

カリプソキャバレー

 

衣装はきわどいけど、いやらしさはあまりなく、気軽に楽しんでいける感じが◎でした。このショーを見て美に対する意識に目覚めた我々が、その後立ち居振る舞いをあらためたのは言うまでもない。

 

事前にネット予約したら1,200バーツが900バーツになり、席も前から2列目になり、前の席にだけ配られたチョコレートもゲットでき、大満足。

 

ボーッとしていた日常から、ニューハーフショーをきっかけに一気に開眼いたしました。これからはガンガン攻めていきたい…と、思う。

 

 

名前を覚えてね

ここのところ、イングリッシュネームやニックネームを作ろうかと考えている。Misakiという名前が難しいのか、タイ人の先生やクラスメイトがなかなか覚えてくれない。

先生はモジュール毎に毎月変わるので、その都度生徒の名前を覚えるのも大変だろうと察しがつくが、先週なんと「Sashimi」と呼ばれたのだ。刺身!? 何のことを言っているのだろうと思っていたら、先生が一心に私を見つめているので、そこでようやく「あぁ呼ばれているのか」と気付いたわけで、まさかMisakiがSashimiに飛躍するとは……

これまでもMasakiやMisakoと間違われてきたので、きっと日本の名前は海外の人にとって難しいのだろうと思っていたが、刺身と間違われるならもう呼び名を変えるしかない。

 

というわけで、いろんな人にどのようなニックネーム(タイ語でチューレン)が良いかを聞いたり、イングリッシュネームを調べたりしているのだ。

どうやらタイ人は皆ニックネームをもっていて、だいたいは幼い頃に(生まれた時かも?)家族につけてもらうらしい。「水」とか「平ら(後頭部が平らだったからという理由)」とか結構イージーな感じのニックネームで、好きな時に自分で変えることもできるんだとか!

今1番多くオススメされるのは「ミッキー」で、覚えやすいし名前とも合っていると。その他「ミミ」や「ミー」などいろんな意見があったのだが決めかねている。ん〜どれにしよう。

 

名前を呼ぶって本当に大事。昔何かの記事で、「人間が最も心地よいと感じる音は自分の名前だ」というのを読んだことがある。会ったばかりの人に名前を呼ばれたり、挨拶と一緒に名前を呼ばれたりして嫌な気はしない。

 

私はかつて人の名前を覚えるのが大の得意だったが、21歳以降すっかり覚えられなくなってしまった。それでもメモをとったり何度も繰り返し呼んだりなどして覚える努力はしないといけないなと感じるこの頃。

 

そして、まさかの事態。

ここにきて、悩む私の姿を見てか、優しい中華系アメリカ人のパトリックさんが「Misakiはいい名前だ。難しくもないし、そのままでOKだよ」と言ってくれ、何故かみんなが名前を覚えてくれた!(今更) 無事Misakiで通せそうです。

 

でも、次から新しく出会う人たちにはニックネームで呼んでもらうのもありかな。

 

ネームプレート

ネームプレートを自作してみた



いっそのこと「SASHIMI」というチューレンもあり?(絶対に嫌だ)

 

 

あなたの好きな色は何色ですか?

今日、スーパーに併設された小さなカフェでコーヒーを飲んでいたら、掃除のおばちゃんが隣の席にやってきた。

おばちゃんはいつもスーパーの床をモップがけしていて、どの商品棚を見ていようと必ずと言って良いほどそこにいる。角を曲がれば、おばちゃんがいる。なぜか行く先々におばちゃんがいる。そして、いつもモップをかけている。だからスーパーの床はいつもピカピカだ。

 

そのおばちゃんが、今日はモップがけの手を休め、カフェで何かをムシャムシャ食べていたのだ。それはパリパリ麺の皿うどんのようなもので、「美味しい?」と聞いたら「食べてごらん」と。カフェのスタッフ(メイさん)が小皿を出してくれたので、少し頂くことにした。

 

皿うどんの正体は「カノンバミー」というらしい(正確な発音は不明)。調べたら、カノンは「お菓子」という意味があるんだそう。バミーは、きっと麺……かな。だから、皿うどんというよりはベビースターラーメンの仲間だろう。想像以上に美味しかった。

 

「もっといる?」と言われたので、「十分です。ありがとう」と断った。

 

「もっと欲しいですか?」「十分です。ありがとう」は、ちょうど今日、タイ語の授業で習ったばかり。こんなに早く使うことになるとはびっくりだ。

 

メイさんのカフェは、駅の近くにある。学校帰りに立ち寄り、学校で習った言葉をつかって会話するのが日課だ。

 

「こんにちは」「お元気ですか」「あなたの名前はなんですか」「あなたは何人(どこの国の人)ですか」と質問する。

 

「こんにちは」「私の名前はメイです」「ミャンマー人です」

「こんにちは」「ナームです」「タイ人です」

 

毎日少しずつみんなのことを知るのが楽しい。今日は「メイさんの好きな色は白」という情報が追加された。

 

私は赤と黄色が好きだが、発音が難しくて正確に発音することができないので、水色が好きということにしている。ズルだ。でも、だんだん本当に水色が好きになってきた……気もする。

 

メイさんのお店はカフェといってもほとんどコーヒースタンドのようなもので、カウンターが数席程度。他にお客さんがいないときは、メイさんがテキストをひろげて一緒にロールプレイをしてくれる。ありがたい!

 

掃除のおばちゃんは、ナンナパッドさんというらしい。

明日、パリパリ麺のお礼に何か持って行こう。そして、何色が好きか聞いてみよう。

 

 

 

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日焼け止めと、豚バラと、ショルダーバッグと

先日、薬局で日焼け止めを買おうとしたのだが、パッケージがすべてタイ語なので、それが日焼け止めなのか何なのかさっぱり分からず困ってしまった。

 

運が良ければ英語で「SHAMPOO」などと書いてあるので、これはシャンプーだから違うなとわかるのだけど、すべてがタイ語だともうお手上げ。

 

Google翻訳のカメラ機能を使ってみるも、「シトラス」やブランド名らしき謎のカタカナが出てきて、やはり分からない。

日本の商品もあるにはあるが、割高なのでできればタイ製をゲットしたいところ。

 

そうこうするうちに、「50pa++」という表記を見つけることに成功!

しかし、パッケージの写真がいかにもマッサージジェル。パジャマ姿の女性がいて、寝る前に塗るの!!?と、ここでも惑わされてしまった。

 

結局、「Sun Block!」と書かれたいかにもな日焼け止めを発見し、無事購入することができたのです。

 

この一連の苦悩を夫に話したところ、「店員に聞けば良いじゃん」とあっさり言われてしまった。

タイ語が分からないのよと言うと、「ジェスチャー使えば良いじゃん」と。

 

そして、右手で左腕にクリームを塗るようにして、その右手で太陽から降り注ぐ光をパッパッと表現してみせた。

 

私はスラスラとジェスチャーが出てくる夫を見て、なんだかびっくり。

たくましいなーと思ったのです。

 

 

そういえば、大学生の時に手話教室に通っていた時のこと。

どういうわけだか、「焼肉では何が好き?」という話題になった。

 

すると、先生が右手の人差し指で鼻をぐっと上に持ち上げ、続いて両手の親指と薬指をそれぞれ合わせ、胸の前でバラの花を作ってみせた。

 

「ああ、豚バラ!」

 

それを見て私は、手話って面白いなーと思ったんだった。

 

 

いよいよ今月末からタイ語学校に通うことになったが、この言葉がわからない不自由な時間もなかなか楽しいものです。

 

そうそう。

先日買ったショルダーバッグ?のベルト部分が微妙に長かったので、路上でお直ししているおばちゃんに10cm切ってもらうよう頼んでみた。

 

右手をハサミのようにしてベルト部分を切るように見せた後、ミシンでカタンコトンと縫うようなジェスチャーでお願いしたら、「OK」と。

 

腕時計を指差して「何時?」と聞いたら、「午後」と言うので、夕方取りに行ったら素晴らしい仕上がりでございました。

 

ロフティーバンブーのショルダーバッグ

10cmくらい短くしてもらった!

 

30バーツ(約100円)だったよ。

まあ、これくらいは自分でしなさいレベルだけど。

 

ちなみに、このショルダーバッグは「ロフティーバンブー」というお店のものです。もう、すべての商品がえげつない可愛さ。そして、リーズナブル。店ごと欲しいっていうくらい可愛いお店です。

 

次は無印のワンピースにポケットをつけてもらおう。

 

その前に、エアコンの水漏れを管理人さんに伝えなくては(T0T)

 

 

 頑張ります。

 

アレもコレも見極めよう!

タイに引っ越す前、友達やタイ語の先生から「タイ人は信仰深い仏教徒が多く、国王(特に前国王)を敬愛している」と聞いた。

 

 前国王が9世なので、タイ人にとって「9」はラッキーナンバーなんだとか。

www.kyonokoto.site

 

 

街中いたる所に国王の写真や絵が飾られていて、なんだかキューバを思い出す。キューバの街にも、いたる所にチェ・ゲバラの絵や写真があった。

(私はキューバを発つまで、それをボブ・マーリーだと思っていた。あとで写真を見たら何もかも全然違うのでびっくり。無知なハタチでした)

 

サンティエゴ・デ・キューバ

サンティエゴ・デ・キューバの街

キューバ

キューバ2(路面電車の線路がある)

キューバ

キューバ3(古いアメ車が多かった)

キューバの家

キューバ4(防犯上、窓には柵必須の民家)

キューバの街並み

肝心のチェ・ゲバラの写真なかった……

 

タイ人は、挨拶のときに両手を合わせる(合わせないこともある)。

マンションの守衛さんも、毎朝「サワディーカップ」と両手を合わせて見送ってくれるので、私も同じように手を合わせて挨拶を返している。

 

きっと、より敬意を表したいときに手を合わせるのだろう。(きっとね!)

 

手を繋いで歩くラブラブなカップルも、歩道にある黄金の祭壇(?)の前を通るや、繋いでいる手をパッと離し、二人仲良く祭壇に向かって両手を合わせていた。

なんとも好印象なカップル。(良いぞ! 気に入ったぞ!)

 

プミポン国王

プミポン前国王

MBKというショッピングモールから出たところに見える、こんな大きな前国王の絵にも、買い物客たちが手を合わせていた。

 

サッと両手を合わせて、またスタスタ歩く。

かっこいい。

 

 

そんなタイの人々を見て思い出すのは、長崎で通っていた茶道教室の方々。

教室が諏訪神社の近くだったので、お稽古終わりに諏訪神社の前を通る際、みんな立ち止まって一礼していたのだ。

私はそれをとてもかっこいいと思って、以来、諏訪神社の前を通るときは鳥居の前で一礼するようにしている。

 

いつかタイ仏教の教えや国王の存在に手を合わせたい時がきたら、私もタイ人みたいにかっこよくサッと手を合わせてみようと思う。

 

 

さて。

今日、外出から帰るとマンションの前で知らない女性に両手を合わせて挨拶された。

慌ててイヤホンをとり、こちらも挨拶を返したところ、相手びっくり。

 

振り返ると私の後ろに例の金ピカ祭壇があり、それに向かって手を合わせていたのだ。

マンションの前にもあったとは知らなかった。

 

そっちかー。

 

見極めよう。

 

チェ・ゲバラ

こっちがチェ・ゲバラ

ボブ・マーリー

こっちがボブ・マーリー



 

バンコクに天使降臨

肌荒れが止まらない。

あまり肌荒れするタイプではないのだけど、すでに左頬と顎に大きなニキビが……ショック。

 

何が原因だろう? 水かな?

 

たかがニキビ、されどニキビ。(吹き出物……?)

なんだかテンションが上がらないので、近くの薬局までひとっ走りしてスキンケアグッズを買ってみた。

 

ここはタイだけど、私が住んでいるスクンビットエリアは日本人がたくさんいるので、簡単に日本の商品が手に入る。

タイの商品も使うけど、スキンケアグッズは未だ日本製に頼っております。

 

クレジットカードでお支払いしたところ、なんだか想像していた金額より高い!

なんでだろうとレシートを確認するも、タイ語で書かれているので読めない……

 

そこで商品棚へ引き返し、蛍光ペンでチェックしながら、1つずつ商品と値段を確認することに。すると、1つしか購入していない毛穴パックが、2つ分の金額になっているではないか!

 

レジのお姉さんにレシートを見せながら、「あの〜、これ1つしか買っていないのに2つって書いてあるんですけど」という顔をしてみた。(タイ語が話せないので、表情だけで伝えてみる)

 

すると「ごめーん!」という表情のお姉さん。

しかし、支払いがクレジットカードだったので返金するにはとんでもなく複雑な処理が必要なことが分かるや否や、お姉さん、今にも死にそうな顔に。この世の終わりという感じだった。

そんな悲しい顔見ていられないので、「じゃあもう1個買うよ」と言ったところ、「Are you 天使?」みたいな表情で「ありがとうー(涙)」と言ってくれた。

 

いちいち蛍光ペンでチェックした私って、ちょっと嫌な奴だったかな……

 

 

 

帰り道、エカマイ駅近くの交差点で道路を渡ろうとしたところ、つるっと滑って尻もちをつき、購入品を道路にぶちまけた。

 

思い出すのは、大学時代の苦い経験。

詳細はこちらです。

www.kyonokoto.site

 

あの時は誰も助けてくれなくて恥ずかしかったなー。

でも、ひとりも友達がいないバンコクでは派手に転んだって恥ずかしくない!

 

しかし、実際には転倒した瞬間、ワサワサとどこからともなく4〜5人のタイ人が寄ってきて、ぶちまけたパックやコットンを拾ってくれた。(Are you 天使?)

 

おまけに、とんでもない怪力お姉さんが私のリュックを掴み、そのまま引っ張り上げてくれた。いつの間にか立ち上がっていたのでびっくり。

 

危うく車道にはみ出した両足が軽トラに踏み潰されるところだったが、お姉さんのおかげでことなきをえた。

 

知らない土地で派手にこけて、知らない人たちに助けてもらって、なんだか泣けてくるなー。あのキャンパスで尻もちをついた過去が、その感動具合を増幅させていることは言うまでもない。

 

人に優しくしよう。

誰かが転倒したら、ヒョイっとリュックを掴み上げ、立ち上がらせるような人になろう。

 

 

海外で日本のラジオが聴きたい!

9月末にタイに引っ越し、バンコクの暮らしも2週目に突入した。

今のところ不便に思うことは特にないけど、私はテレビよりもラジオ派なので、タイでお気に入りのラジオ番組を聞けないことがとっても残念。

radicoを開き、「サービスエリア外のためご利用できません」と表示されたときの驚きったら、膝から崩れ落ちるほどだった。

 

それがそれが!

なんと!

タイでもradicoのエリアフリーが聴ける方法を入手!

無事、元のラジオヘビーリスナーに戻ることができた。

 

嬉しすぎるー。

 

 

その方法はこちら。

4keta-blog.com

 

ちなみに、聴けるのはPCからです。

東京にいながら地方の、あるいは地方にいながら関東のラジオ番組を聴くことも可能。長崎からも関東の番組が聴けるの、嬉しすぎるー。

 

 

ラジオを聴き始めたのは昨年のこと。

秀島史香さんにインタビューする機会があり、準備のために「SHONAN by the Sea」(毎週日曜・朝6時〜・FMヨコハマ)を聴いたことがきっかけだ。

 

画面の前に座っていなければいけないテレビと違い、ラジオは聴きながらご飯を作ったり洗濯物を畳んだりできるので、トロい私にぴったりだった。(夕飯作るのに、2時間かかっていた……)

おまけにBluetoothのイヤホンも購入したので、家事をしながらラジオを聴く環境が完璧に整った。radicoもBluetoothイヤホンも、手放せない存在なのです。

 

特に好きなのは、平日15:30から2時間放送されている「ACTION」という番組。

 

www.tbsradio.jp

 

 

曜日ごとに変わる豪華なパーソナリティはもちろん、アシスタントの幸坂理加さんがとにかく良いんです。いつの間にか幸坂さんの大ファンになってしまったよ。

リアクションも、アナウンス力も、エピソードトークも抜群です。

 

つまり、また幸坂さんの声をバンコクで聴けるきっかけを作ってくれたこの記事に感謝ということ。知りたいことが知れるインターネットに感謝ということ。

 

 

「radicoを海外でも聴ける方法」の記事を書いた方、ありがとう。

何かお礼したいなー。お歳暮送りたいなー。クリスマスプレゼント送りたいなー。

感謝ー!!!

 

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おすすめ番組「ACTION」