今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

結婚式の思い出

先日、叔母さんから久しぶりに連絡がきた。息子(私にとって、いとこ)の結婚式について、いろいろ教えてほしいとのこと。結婚式を挙げたのは、2年半前。忘れていることも多いので、備忘録として書いておこう。

 

おじいちゃんが楽しそうだった

結婚式で1番嬉しかったのは、楽しそうなおじいちゃんを見て、お母さんが喜んでいたこと。私たちの結婚式と披露宴は親族だけの小さなものだったし、余興やキャンドルサービスは一切なし。歓談の時間たっぷりだったので、みんなとゆっくり過ごすことができてよかった。

 

おじいちゃんは昔、漁師だったらしい。最近まで海に潜って船の修理をしていた。ずっと海に潜っていたので、耳が遠い。耳元で大きな声で話しても伝わらないことがある。そういうとき、聞くことを諦めて、ただただ笑っているおじいちゃんを見ると、少し寂しい。

 

そんなおじいちゃんが、デジタルカメラを片手に「こっちを向いてー!」と大きな声を出して笑っていた。

結婚式が終わった後、お母さんが「ありがとう」と言ったのは、多分おじいちゃんが嬉しそうだったからだと思う。

 

呼んでないのに、いろんな人がやってきた

結婚式も披露宴も、招待したのは親族だけだと言ったけど、実際にはいろんな人がやってきた。

とくに、結婚式は神社で挙げたので、参拝客に混ざって会社の方や習字教室の方、茶道教室の方が来てくれた。

 

来ることを知らずにお仕度部屋を出たので、神殿に向かう途中、ギャラリーの多さに笑いが堪えられなかった。嬉しいなー。

 

披露宴でも、知らない間に会場にいろんな人がやってきた。やってきて、後ろの方でボーッと見て、知らない間に去って行ったり。なかなか自由な披露宴だった。

 

価格は「会場決定前」に交渉した

結婚式はお金がかかる。コストを抑えたいなら、見積もりを作成してもらうタイミングがもっとも重要だ。

 

見積もり時は安さをアピールするために、料理や飲み物のランクが1番低くなっていることが多い。装花然り。ドレス然り。

実際のコース内容を見てみると、なんだかみすぼらしく感じてしまう。結局は、すべてのランクをグレードアップするので、見積もり金額からどんどん高くなってしまう。

 

私は、料理や飲み物、装花などのランクを上げて見積もりをつくってもらった。親族だけということもあり、出席者の人数を簡単に把握できたので、初回の見積もりから具体的な人数で計算してもらった。(料理・ドリンクの数と引き出物の数)

カメラマンと着付けと送迎バスは持ち込みたいと伝えて、持ち込み料を確認した。(どれも持ち込み料はかからなかった。ただ、着付けのためにホテルの一室を借りる必要があった)

 

プロジェクターの利用料が別にかかることもあるので、やりたい演出がある場合は必要なものを使えるか、それにお金がかかるか、いくらかを聞いた方がいい。

 

大事なのは、できるだけ「具体的な」見積もりを出してもらうことだと(私は)思う。

 

インスタントカメラで、ちびっこ達を黙らせた

私の親族には、園児や小学生がたくさんいた。ちびっこ達はすぐに走り回るので、1人1つ「写ルンです」を渡した。

f:id:metooo:20190613001632j:plain

ちびっこカメラマン

 

1人だけ、私たちが入場する前までに使い切ってしまった子がいたけど、みんなカメラに夢中でおとなしかった。

 

ただ、使い切ったその男の子は、私たちが座るメインテーブルの近くにやってきて、テーブルの上に置いてあるキャンドルを、1つずつ吹き消していた。

私は知らないふりをしていたけど、3個目のキャンドルを消した後に目が合った。それでも、果敢に4個目を消しにきたので、彼は無事、すべてのキャンドルの火を消した。

 

 

なんだかんだ、めっちゃ楽しかった

2年半前のことだけど、思い出し始めると、意外と鮮明に覚えている。

歓談が始まったと同時に、夫の両親は私の親族へ揃って挨拶に。私の両親は、ここぞとばかりに料理を頬張った。

その様子を見ながら、私は料理を頬張る。「やっぱりあの2人の子だな」と思った。

 

お義母さんは、「披露宴では料理を食べることはおろか、箸を割ることさえできなかったから、時間を見つけて食べるのよ!」と言っていたけど、余裕で完食できた。ふふふ。

 

結婚式の翌日、プランナーさんにお手紙を渡したら、プランナーさんは翌月退職するので、私たちが最後の担当だったのだと教えてくれた。とても素敵なプランナーさんだったので、担当してもらえて嬉しかった。

 

結論。なんだかんだ、めっちゃ楽しかった。