昨年、人生で初めて結婚式の二次会の司会を経験したので書いておこう。
半年以上前なので忘れないうちに……と思ったけど、あんな強烈な二次会、忘れるわけないっ!
初の二次会司会は、会社の取引先の社長さんの結婚式でした。
司会の依頼は社長さんから直接受けたわけではなく、二次会自体を会社が仕切ることになったので、その中で私に司会が割り振られた感じ。
ある日の朝礼で、他の業務の指示と同じように「じゃあ、司会は伊藤ちゃんよろしく」と言われ、「え? あ、はい」みたいな感じで引き受けました。
司会を引き受けた次の週、二次会の会場となる汐留のレストランで社長さんと奥様とスタッフの方と打ち合わせ。
その後もSlackに「二次会」チャンネルが開設され、業務以上のやりとりが始まり、ときには直接事務所にも来ていただいて打ち合わせ、当日を迎えたわけです。
以下、備忘録として概要を。
- スケジュールが分刻みだった。たとえば「17:48 ビンゴゲーム開始」みたいな。
- めちゃくちゃ忙しい準備中に、(自分の会社の)奥様の靴底が外れた。めちゃくちゃ忙しかったから、社長の奥様だけど「自分でどうにかしてください」と言ってしまった。
- 受付で「お年を召した方は椅子の席に案内」と書いてあったけど、お年を召した方の線引きが難しかった。けれどお年を召した方は、わりと自ら「お年を召した方ゾーン」に向かって引き寄せられるように着席していた。謎。
- 料理は、会場の担当者・ひかるさんの名前から「ひかるスペシャル」というコースだった。(なんか、可愛いっ! でもひかるさんはおじさん)
- 式が始まる前、意外と緊張したので一杯ひっかけて本番に挑んだ。
- 新郎がガンダムのシャアのコスプレ(金髪・白ジャケットの全身フルコーデ)で入場した。「坊やだからさ」と名言を呟いたけど、多分誰にも聞こえていなかった。
「坊やだからさ」
— ガンダム名セリフ集 (@GUNDAM___WORDS) 2015年2月23日
---シャア・アズナブル pic.twitter.com/pgsD2LFHxA
- 分刻みのスケジュールは、わりと序盤で狂った。
- 余興の歌が、AIが作曲した歌だった(最先端!)。
- 途中からおじさん達(つまり、ほとんど全て)が、誰もいうことを聞いてくれなくなった。
- ビンゴ大会の1等が、さだまさし記念ライブDVDだった。
- 結果、楽しかった。
初めての二次会にして「オーソドックス」とはかけ離れたスタイルでしたが、私自身もすごく楽しめました。
タイに引っ越すにあたり、司会を担当した社長さんご夫妻からプレゼントを頂いたのですが、もちろんさだまさしのCDでした。
同じ長崎出身ですから、しっかりと聴き込んでいきたいと思います。