先日、同じタイ語学校に通っていた友人からワット・パクナムに行こうというお誘いを受けたので行ってきた。
SNS映えするという理由で、日本人を中心に急激に人気になったらしい。実際のところ、注目されるまでは特に観光地ではなく、近所のタイ人がお参りに来るような、由緒正しき地元のお寺という位置付けだったのだそう。
行ってみると、コロナの影響もあってか外国人観光客は私たちしかおらず、その他は正座して長いことお参り?しているタイ人の女性だけだった。
私たちも隣に同じように座って、下からこの塔を見上げてみたけど、仏塔(というんですか)の先端(というんですか)が、天井(というんですか)のエメラルドグリーン(でしょうか)と同じように光って、宇宙に続いているような。(ああ、こういうところの感想って難しいね)
ただ、何が何を表しているのかは分からないけど、とっても綺麗でした。
おそらく天井は宇宙を表現していると思うんだけど、宇宙のことを考えると時間ってあっという間に過ぎていく。
今年、ブラックホールの研究者3名がノーベル物理学賞を受賞されたが、ああいうのもワクワクする。
ただ、物理学とか数学は人間がつくったものであって、その中で証明していくのだから、人間で完結しているなとも思うわけです。
仏教には、「本当は何もない」という考えがあるらしい。それを認識するからそれが存在するわけで、宇宙だって認識したから存在している。そういうこと。
高校3年生の時、体育祭で音楽と劇を融合させた出し物をクラス対抗でやったのだが、クラスメイトの1人が、「地球に草木が生えて、栄えて、やがては朽ち果てて、そしてまた再生するというサイクルをとりあげたい」と言った。
私は、それをとても面白いと思ったが、結局は体育館の外壁に大きく書かれた「文武両道」がテーマになって、そのまま優勝したっけ。
地球は昔、かなり寒かったらしい。その頃を氷河期と言ったりするけれど、この氷河期は10万年とかそういう果てしなく長い周期で今でも繰り返されているのだそう!(房野さんという歴史大好きお笑い芸人が言っていた)
つまり、今はそのサイクルの中で、たまたま凍えない時期なだけ。私たちも、もれなく地球のサイクルの中を生きているのです。
地球が生まれてからのとてつもなく長い期間を考えると、人間が出てきたのなんてほんの一瞬なのに、よくもまあこんないろいろと制度をつくったり建物を建てたりしたものだ。
と、こういうことを考えるような、ワット・パクナムでした。
「は? 何言ってるの?」と思った方もいるでしょうけど、だいたい人の頭の中は意味不明です。
さて、投資信託についてを調べよう。