今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

マレーシア旅行が最高だったよ

4月はタイの旧正月で、夫の仕事も連休がとれたので、家族でマレーシアへ行ってきた。

ちょうど3年前。旧正月の連休にマレーシアへ行こうと計画していたら、あれよあれよという間にコロナが拡がり断念せざるを得なかったので、念願のマレーシア旅行。

行き先を夫に任せたら、首都のクアラルンプールとリゾートのランカウイ島、それから街が世界遺産になっているペナン島を周遊する旅程を組んでくれた。バランスが良く、素晴らしい。

 

マレーシアはタイの隣に位置するが、文化は全く違うらしい。タイは仏教国で、マレーシアはイスラム教が多い国。今年の4月はちょうどラマダン(イスラム教の断食月間)で、どこも昼は空いていた。みんな家でゆっくり過ごしているのだろうか。反対に、夜になれば家族で美味しいご飯を囲み、楽しく過ごすのだろうかと想像する。カナダで出会ったムスリムのクラスメイトがそうだったから。

 

イスラム美術館の天井が綺麗だった

 

クアラルンプールの空港に到着し、宿泊するホテルへはタクシーで向かった。建物のデザインが洗練されていて、道路のつくりも分かりやすい。無理やり繋げました!!というようなタイの高速道路にすっかり慣れてしまったなあ。マレーシアなら私も運転できそうです。

 

クアラルンプールでは、観光名所であるツインタワーが部屋から見えるホテルに泊まった。左側は日本の企業が、右側は韓国の企業が施工したらしい。中に入っているのは、全て企業なのだそう。夜になるとライトアップされて綺麗だった。予算オーバーだったけど、ケチらずこの景色が見える部屋を選んで正解。

 

ペトロナスツインタワー

 

マレーシアで驚いたことは、本当に全ての食事が美味しかったこと。そして、みんなが英語を話せること。

 

タイ料理はあまり得意ではないので、東南アジアのご飯は自分に合わないのかなと思っていたが、マレーシアはご飯がいつでも美味しかった。歴史を紐解くと、貿易拠点であったこの国にイスラム商人がやってきて、その後、労働力としてインド人や中国人がやってきた。そういうわけで、マレーシアはマレー系、インド系、中華系の文化が共存しており、いろんな国の本格的なご飯が食べられるのだ。

 

この辺りの解説は、国立博物館の日本語ガイドボランティアの方に教えていただいた。マレーシア旅行の際には是非とも参加してほしい、必聴のガイドです。タイの国立博物館にも日本人のボランティアによるガイドがあって、本当におすすめ。博物館のガイドツアーは、私の中で旅のマストです。

 

その後、ランカウイ島にいる間に息子の2歳の誕生日を迎えたので、家族でささやかにお祝いをした。特にどこへ行くでもなく、ゆったりと過ごして良い時間でした。

 

夕焼けが綺麗なビーチで



ホテルからもお祝いしてもらったよ

 

そしてそして、最後のペナン島がとっても楽しかったので、いくつか写真を載せます。

 

ウォールアートがあちこちにあって、建物には味のある古さがあって、街全体がまるでUSJのようでした。どこを撮っても映える! そして、安定のご飯のおいしさ。コンパクトな街なので、自転車を借りてグイグイ走ったのも楽しかった。息子を前カゴに乗せて走っていると、いろんな人に「いいね!」と声をかけられたのも良い思い出です。

 

看板が漢字とローマ字なので安心する

プラナカンマンション可愛かった



ペナン島は至る所にカフェがあった

 

こんなところにもエリザベス女王



時計台、かわいい。



タウンホールも黄色でかわいい



インドの文化も堪能

 

マレーシア、タイより快適なのかもしれないなあと思いつつ、ペナン島のレストランで、タイから旅行に来ていたタイ人家族と話した後、夫と一緒に「久しぶりにタイ語聞くと、やっぱり落ち着くよね」と話していました。バンコクの空港に着いたら、ふたりとも「帰ってきたー!」という気分になって、やっぱり私たちはタイに住んでいるということも再認識した旅でした。住めば都とはまさに。

 

もう一回、バンコク国立博物館のガイドボランティアに参加してみよう。そうしよう。