里帰り出産で一時帰国し、もうすぐ1年が経つ。
ようやくタイに戻る目処がたったは良いものの、夫の会社の規定では半年以上の帰国は本帰国扱いになるため、再びビザを申請しなければいけなくなった。
1度目の申請で手続きや用意する書類、注意事項などをまとめておけばよかったものの、まさか半年以上も帰国するなんて思っていなかったのですっかり忘れていた。
そのツケが今まわってきて後悔しているので、3度目はないと思うが、念のために記録しておこう。
現在の状況
夫:タイで働いている
私:日本からタイに引っ越そうとしている
子:私と同じ
私と子が取得するビザ
Oビザ(タイで正規就労する外国人の配偶者/扶養家族)シングル
申請先
〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神4丁目1番37号 第1明星ビル2階
博多駅から地下鉄に乗り、天神駅で降りる。
天神駅16番出口から徒歩10分弱。
川沿いにある「第一明星ビル」の2階。
まわりにファミリーマートがたくさんあった。
必要な書類
ノンイミグラント-Oページより引用
1. 有効な旅券 (有効期限が6ヶ月以上有効なもの、ビザ欄の余白部分が2ページ以上あるもの)
2. 申請書 (全ての欄を記入し、申請者が署名したもの)
3. 申請者カラー写真1枚 (サイズ 3.5×4.5cm)*申請書に張り付けてください
4. 経歴書(Personal History)(全ての欄を記入し、申請者が署名したもの)
5. 英文招聘状原本(Invitation Letter)(PDF、コピー、ファックス不可)
*申請者の配偶者または近親家族が就労しているタイの会社/雇用主発行
**招聘状は会社のレターヘッド入りの用紙に、申請者名、就労者名、滞在目的、入国日、滞在期間、希望のビザの種類、社判・社印・角印入り、就労者と申請者の関係そしてタイ商務省発行の会社謄本に名前が記載されているサイン権者の直筆署名を含むこと
**招聘状のサイン権者署名が取得できない場合、ビザ申請と共に招聘状の署名者へのサン権者からの委任状を提出すること6. タイ商務省発行の就労者会社登記謄本コピー 6か月以内発行
7. 英文推薦状原本(Recommendation Letter)(PDF、コピー、ファックス不可)
*申請者の配偶者または近親家族が現在所属している日本の会社発行
**推薦状は会社のレターヘッド入りの用紙に、申請者名、就労者名、滞在目的、入国日、滞在期間、希望のビザの種類、社判・社印・角印入り、申請者と就労者の関係そしてサイン権者の直筆署名を含むこと
**日本における会社/雇用主がなく、個人でタイに就職する場合、英文身元保証書原本(Guarantee letter)と正式な署名をした保護者の旅券のコピーまたは免許証のコピー(身元保証書(Guarantee letter) ダウンロードはこちら)
**身元保証人は20歳以上で正規日本居住、申請者の氏名、年齢、身体的特徴そして個人情報などを確認することができること、そして総領事館から連絡ができること。8. 日本の所轄省庁発行の家族登録証明書(戸籍謄本)原本 発行から3カ月以内
*外国籍の場合は、住民票 原本(発行から3カ月以内)9. 就労者の旅券全ページコピー就労者の滞在許可期間(Stay Permit)が3ヶ月以上あることを証明できるもの
10. 就労者の労働許可書全ページコピー 就労者の労働許可期間(Work Permit)が3ヶ月以上あることを証明できるもの
*就労者と同日渡航で同日にビザ申請をする場合は、就労者のWP3を提示すること11.航空券(Eチケット)または航空会社発行の予約確認書コピー*
*申請者名、タイ入国日が明記されていること
ビザ取得までの準備手順
- 戸籍謄本を取得する
タイ側の申請で1部必要らしいので、事前に夫に送っておく。本籍が現住所と離れていて郵送で取り寄せないといけないため、余裕をもって取得しておく。 - 証明写真を撮る
早めに撮っておいた方がいい。子どもの機嫌がいいときにサッと撮る。 - 会社側が用意する書類を揃えてもらう
住所を伝えて、原本が必要なものは家に送ってもらう。コピーでいいものはPDFをメールで送ってもらう。 - 申請日を予約する
大事。最近はコロナのせいもあってか予約が簡単にとれたが、2年前はとりづらかった。
- 申請料を用意しておく
9,000円/人(シングルの場合)
支払いは現金のみなので、当日ATMに走らなくていいよう引き出しておく。 - 福岡までの交通機関を予約しておく
JRの往復・指定席をネット予約した。
ビザ申請の感想
- スムーズに手続きを進めるためには、夫の会社のビザ担当の方の連絡先を教えてもらうといい。自分=夫=担当者の三者がやりとりをするため、間に夫を挟むと担当者とのやり取りに時間がかかることもしばしば。夫が担当者のメールアドレスを教えてくれたので、ありがたかった。
- 前回は目黒にあるタイ大使館で申請をしたが、福岡の総領事館はこじんまりしていて全体的にフレンドリーな印象だった。ガードマンの方が息子をあやしてくれ、最後はドアの外まで見送ってくれた。
- 前回の目黒での申請は1度書類不備で失敗したので、今回の申請もかなり緊張した。申請前日、夫に申請書と経歴書をPDFで送り、一緒に確認してもらった。保証人の電話番号の欄に抜けがあったのを見つけてもらい、命拾いした気分。
- 親子2人の申請だったが、申請書と経歴書以外は1部ずつの用意で大丈夫だった。英文招聘状には私と子ども2人の名前を書いてもらうのを要確認。全部2部ずつ用意すべき?と思ったが、1部ずつでよかった。
- 前回の目黒での申請は、予約完了メールをプリントアウトして持参しなければいけなかったが、福岡は不要だった。
- 福岡での申請は11時に予約し、行ってみると、私を含め2組しかいなかった。前回は時間前に行くと長蛇の列で待ち時間も長かったので、楽だった。
- 前回の目黒での申請は、2日後に再び大使館へパスポートを受け取りに行ったが、福岡ではそれができなかった。代わりに、着払いで郵送してくれるとのこと。なんと、23日に申請したら24日に届いた。早い。
というわけで、無事ビザがとれました。前回はいろいろとミスをして、結局ビザをとれたのがタイへ行く前日だったので、今回は余裕をもってとれてひと安心。
15日に渡航予定だが、オミクロンが猛威をふるい、もしかしたら延期するかも…。早くたいに戻りたい。