今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

狂犬病の予防接種

9月のタイ引越しに向けて、着々と準備を進めている。

というのは嘘で、予防接種くらいしか始めていない。

 

タイに行くためには、いくつか打っておくべき注射がある。内科の先生曰く、タイは感染病が多い国らしい。そのため、世界中の感染病の最先端技術を学べる権威ある大学があるのだとか。「感染病のハーバード大学」らしい。

つまり、それほど何かしらに感染する確率が高いらしく、食べ物からの感染や蚊からの感染など……気をつけることがたくさん。

 

そういうわけで、狂犬病をはじめ、A型肝炎やB型肝炎、破傷風などのワクチンを打ちに病院に通っている。

 

最近は病院通いが多いなー。

病気になって通っているわけではなくて、予防とか検査とか抜歯とか健診とか。

 

注射を打たれる時、私はいつも「目をつむっても良いですか」と聞く。なんとなく、自分の腕に針が入っていくのを見たくないのだ。

そうすると、看護師さんはあの手この手で励ましてくれる。

 

今日の病院では、目の前に象のぬいぐるみを持ってきて「これを見ていてくださいね!」と。

さらに先生が「夏といえばアイスですよね。何のアイスが好きですか。ああ、チョコレート。そしたら森永のチョコモナカなんてどうです? でもやっぱり1番はハーゲンダッツですよね」と言っている間に注射は終了。お見事だった。

 

別の病院では「旦那さんのご実家はどこ? 帰っているの? あら、年に3回? えらいわねー」という間に注射が終了。こちらもお見事だった。

 

この魔法の言葉「目をつむっていても良いですか」で、看護師さんの本領が発揮され、ものすごいコミュニケーション能力を堪能することができる。そして、心なしか慎重に注射してくれる気がする。

 

ただ、象のぬいぐるみは痛みに対して一切効果がなかった。

 

来週もまた注射を3本打ちに行きます。

次はどのような作戦で気を紛らわせてもらえるのだろうか。象のぬいぐるみでないことを祈る。