今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

花屋さんの話

昨年の夏、会社にインターンシップの大学生がやってきた。美術大学の学生で、インターンシップに参加すると、単位がもらえるらしい。

私も大学3年生の夏休みに長崎県庁でインターンシップをしたのが懐かしい。一緒に参加したベトナム人の女子大生と仲良くなり、一時期ベトナム人コミュニティと強固な繋がりをもったっけ。

 

話を戻そう。

美術大学のインターンシップ生は約10日間、社員と同じように出社する。

主な仕事内容は、ウェブサイトの公開前チェックや修正、更新作業など。その合間に気になるお店を見つけて取材し、記事にする。

 

彼女が取材対象に取り上げたのは、鵠沼海岸にある「草原舎」という花屋さん。

彼女が「この花屋さんを取材したい」と言い、社長が「じゃあ、みさきちゃん一緒に行ってあげて」というので、取材に同席した。

 

草原舎の店主は男性で、大学でも植物を専攻していたらしい。

花の見た目が綺麗だとか香りが良いとかはもちろん、もっともっと根底の部分にある、植物の「生き物」としてのおもしろさに惹かれたんだそう。

 

植物には、いろんな色や形がありますよね。

それは、天敵から身を守るためや子孫を残すための進化の結果。

決して人間を喜ばせるためにその形や色になったわけではないのに、その姿形を見て、人間が綺麗だなと思うって、おもしろくないですか?

 

そう話していたのが、とても印象的だ。

 

金曜日に1年半勤めた会社を退職し、「みさき祭」という送別会をひらいていただいた。飲んで、食べて、歌って、踊って、二次会で貰ったのが、草原舎の花束。

 

草原舎の花束

野草っぽい感じが、草原舎っぽい

 

おもしろい形だな〜。

 

花束を見ながら、この1年半のいろんな出来事を思い出しているのです。

この会社で起きた珍事件の数々については、これから少しずつ書いていこう。

 

 

草原舎の花