タイ語レッスンに通っている。
通っていると言っても月に2回だし、タイ語レッスンと言ってもカフェでゆるーくやっているだけ。
タイ語を身につけようという真剣さは一切なく、タイ生活の情報や文化をはじめ、最低限の挨拶と生活に必要な言葉を教えてもらうことが目的だ。
ちなみに生活に必要な言葉については、「辛くしないでください」「辛いですか?」の2つを覚えたので、今のところ最低限のレベルは満たしたかと。
なんせ2週に1度のペースなので、行くたびゼロに元どおり。
あれ? なんだったっけ? てへ。 の繰り返し。
先生は、お茶目な29歳のタイ人女性で、「数字だけは覚えないと騙されちゃうよ〜」と笑っているのです。
それで私が「じゃあこれは毎日練習しないと!」と言うと、先生は「頑張らなくて良いから! 楽しむことが大切です」と言う。
うぅ……涙
(泣いてる暇あったらしっかり復習しなさいよ、なんて言わないでほしい)
先生はアメリカ留学中に日本人の彼と付き合い、帰国後は日本とタイの遠距離恋愛を経て結婚したそう。
英語も日本語も堪能な才女です。
しかし、やったことないからわからないけど、国際結婚はかなり大変らしい。書類を集めたり、手続きをしたり……永住権を得るには、まだ時間がかかるとのこと。
そのため、今でもタイの仕事を日本でやっているんだとか。日本の仕事をタイで続けようとしている私と逆パターン!
年に3回はタイヘ帰国していると言うので、それなら私がタイに引っ越した後もバンコクで会えるね! と盛り上がりました。
それは嬉しいんだけど、早く永住権?を取得できると良いなー。
先生は「日本はルールが多いし、みんなルールをしっかり守るから暮らすのが大変」といつも言う。
そういえば、日本ってルールがいっぱいある国だったよね。私が今働いている会社はとても自由なので忘れかけていた。ネイルも服装も髪色も自由。噂では、タトゥーもOKらしい。在宅勤務もOKだし、バンコク勤務もOK。子連れ出勤もOK。社長はワンちゃん連れ出勤。
良い会社だよなー。
タイでは現地通貨を稼ぐことはできないので、何か仕事とは違うことをやってみたい。
茶道教室はすでに見つけているので、あとは語学学校を決めよう。
先生が仕事やボランティアを紹介してあげると言ってくれた。何か始めるかもしれない。
日本人であることを忘れずに、出来るだけタイ人に近づきたいと思います。