中学生のとき、友達3人で官能小説を書こうということになった。小説なんて書いたことないし、そもそも官能小説だって読んだことないのに、なんであんな流れになったのだろうか。
暇な14歳って怖いね。
早速100円ショップで和紙のノートと筆ペンを買った。なんとなく、官能小説=和紙というイメージがあったんだと思う。綺麗な正方形のノートだった。
それを家に持ち帰り、書いたら見せ合おうということになったが、結局私は1ページも書けなかったし、友人たちも書いたが恥ずかしくなったのかそもそも書けなかったのか、ついに披露することはなかった。
ただ、210円を無駄にしただけの時間だった。
今思えば、中学生の時ほど文章や詩を書いたときはなかったのではないだろうか。
当時、プリクラが流行っていて、友達と遊んではプリクラを撮り、そのプリクラをカラーコピーして量産し、友達と交換し、自作のプリクラ帳(略してプリ帳)を作ることだけが楽しかった。
そのプリ帳は、ある時期あまりに恥ずかしくて一気に捨ててしまったんだけど、手元にあればいい思い出だったと思う。
プリクラを貼るページもあれば、流行っていた歌の歌詞を書き写したページもあり(主にHYや大塚愛など)、中二病(厨二病?)を拗らせた自作ポエムを書いたページもあったっけ。
恥ずかしい。
恥ずかしいけど、なんだかんだこのブログも同じ類のものだなと最近思っている。
このブログを知っている友人はほんのわずかで、仲が良いとか悪いとかではなく、こんな私を受け入れてくれそうな人にこっそりと教えてきた。
そして、なんだかんだ消さずに今まで続いている。
これからも、恥ずかしくても消さずに続ける予定ですので、ぜひお付き合いください。