肌荒れが止まらない。
あまり肌荒れするタイプではないのだけど、すでに左頬と顎に大きなニキビが……ショック。
何が原因だろう? 水かな?
たかがニキビ、されどニキビ。(吹き出物……?)
なんだかテンションが上がらないので、近くの薬局までひとっ走りしてスキンケアグッズを買ってみた。
ここはタイだけど、私が住んでいるスクンビットエリアは日本人がたくさんいるので、簡単に日本の商品が手に入る。
タイの商品も使うけど、スキンケアグッズは未だ日本製に頼っております。
クレジットカードでお支払いしたところ、なんだか想像していた金額より高い!
なんでだろうとレシートを確認するも、タイ語で書かれているので読めない……
そこで商品棚へ引き返し、蛍光ペンでチェックしながら、1つずつ商品と値段を確認することに。すると、1つしか購入していない毛穴パックが、2つ分の金額になっているではないか!
レジのお姉さんにレシートを見せながら、「あの〜、これ1つしか買っていないのに2つって書いてあるんですけど」という顔をしてみた。(タイ語が話せないので、表情だけで伝えてみる)
すると「ごめーん!」という表情のお姉さん。
しかし、支払いがクレジットカードだったので返金するにはとんでもなく複雑な処理が必要なことが分かるや否や、お姉さん、今にも死にそうな顔に。この世の終わりという感じだった。
そんな悲しい顔見ていられないので、「じゃあもう1個買うよ」と言ったところ、「Are you 天使?」みたいな表情で「ありがとうー(涙)」と言ってくれた。
いちいち蛍光ペンでチェックした私って、ちょっと嫌な奴だったかな……
帰り道、エカマイ駅近くの交差点で道路を渡ろうとしたところ、つるっと滑って尻もちをつき、購入品を道路にぶちまけた。
思い出すのは、大学時代の苦い経験。
詳細はこちらです。
あの時は誰も助けてくれなくて恥ずかしかったなー。
でも、ひとりも友達がいないバンコクでは派手に転んだって恥ずかしくない!
しかし、実際には転倒した瞬間、ワサワサとどこからともなく4〜5人のタイ人が寄ってきて、ぶちまけたパックやコットンを拾ってくれた。(Are you 天使?)
おまけに、とんでもない怪力お姉さんが私のリュックを掴み、そのまま引っ張り上げてくれた。いつの間にか立ち上がっていたのでびっくり。
危うく車道にはみ出した両足が軽トラに踏み潰されるところだったが、お姉さんのおかげでことなきをえた。
知らない土地で派手にこけて、知らない人たちに助けてもらって、なんだか泣けてくるなー。あのキャンパスで尻もちをついた過去が、その感動具合を増幅させていることは言うまでもない。
人に優しくしよう。
誰かが転倒したら、ヒョイっとリュックを掴み上げ、立ち上がらせるような人になろう。