今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

覚えておきたいタイの鉄板ネタ

私がタイに引っ越してきた時、タイに住む夫の友人とご飯に行く機会があったのだが、「これはいずれ知ることだから」と彼が話し出したのは、タイの繁華街事情だった。

 

繁華街というかなんというか、とりあえず覚えておくべきは、タイでいう「カラオケ」は日本でいう「キャバクラ」なのだと。(たしかそう言っていた)

そのほかいろんな店や制度(お金を渡してお持ち帰りできるという内容だった気がする)のことも教えてもらったが、「そうなんだ」としか言えなかった。

 

そういえば、コロナが流行ったときに、タイの夜の街で感染が相次いだ時期が少しあった。同時期にTwitterで「タイは個人情報保護とかガン無視なので、感染したら名前や感染場所醸されます。お気をつけて」と流れてきたのを覚えている。

風俗に行って感染し、その事実と名前がニュースで放映されるなんて。噂はすぐに広まるものだから、想像しただけで恥ずかしい。自業自得なんだけど。

 

そのTwitterの真偽は不明だが、いずれにしてもずいぶんとリツイートされていたから、日本人が夜の街に行く抑止力として十分機能していたのではないかと思う。

 

話は変わり、先日、同じタイ語学校に通っていた友人から『メナムの残照(クーカム)』という本を貸してもらった。タイ人作家によって書かれた小説で、タイ人女性と日本兵の悲恋の物語だ。ドラマや映画化されるほど人気で、タイ人もみんな知っているらしい。

 

誰で映画化されたんだろうと調べてみたら、なななんと!ナデートさんではないか!私でも知ってる、超人気のお方。養父が日本人なので、クギミヤという苗字です。彼で映画化されたなら、そりゃあ若者含め、みんな知っているわけだ。

 


【感動】 タイ映画『クーカム(運命の人)』の予告 & 主題歌 ★タイ人の感想付

 

日本人将校は「小堀」というのだけど、本を貸してくれた友人曰く、「夫はキャバクラに行ったときに『コボリデス』と挨拶すれば掴みはバッチリと言っていた」とのこと。

 

小堀のいたく真面目で真っ直ぐな性格と衝撃のラストには思わず涙してしまうほど切ない物語なのだが、いかんせん「コボリデス」でわーきゃーされる友人の旦那さんの顔がチラついて、物語に没入することはできなかった。

 

どうでしょう。

タイに来たら、ぜひ「コボリデス」をつかってみてください。でも、そこで感染したら醸されるかもしれないので要注意。

 

手洗いうがいマスク、引き続き徹底しましょう。

 

 

メナムの残照 (角川文庫)