今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

気にしなくなったこと

今日は、同じタイ語学校に通っていた友達と朝からカフェに行ってきた。外出前に緊張したのは、久しぶりに外に出るからだろうか。最近は体調を崩したり、デモが続いていたり、雨が降ったりで、全然家から出ていない。家の裏にあるスーパーに行くくらいだ。

 

今日行ったカフェは、Americana cafe&bakeryという店で、病院へ行く途中前を通ってはずっと気になっていたところ。スコーンと紅茶のセットが120バーツとお手頃だった。パスタも100バーツから。ちょうど、日本でいうサンマルクみたいな価格帯だろうか。もうちょっと安いかな。ちなみに、スターバックスラテのトールサイズが120バーツくらいです。

 

タイバーツはだいたい、100バーツ=350円。けれど、100バーツと言われたら、ついつい100円の気分で買ってしまう。300バーツは1,000円くらいだと気付き、あらら贅沢してしまったなと思うことがよくある。1年以上住んでいるけど、まだ慣れない。

 

一緒にお茶した友人は、もうすぐ中国へ行ってしまう。タイで仲良くなっても、必ず別れがくる。5年も10年も一緒にいることはできないのはもちろん、ほとんどの人が1年や2年、早い人だと数ヶ月でどこかに行ってしまう。自分だって、ずっとここにいるわけじゃない。

中国行きは夏にはすでに決まっていたけど、ビザの手続きで数ヶ月待たされているらしい。予定が未定だから、子供の学校含め、いろいろと計画がたてづらい。私としては、バンコクにいる時間が長ければ長いほど嬉しいのだけど。

 

先日も彼女と一緒に中華街のお寺に行き、厄払いをやってきた。渡された紙に氏名や住所、生年月日と生まれた時間(!)などを書き、その紙で全身を上から下に11回か12回撫でるように振り下ろす。そういう感じで係の人が説明してくれたけど、結局のところ2人とも理解できず、なんとなく見様見真似でやってみて、それで厄払いが完了したことにした。ちなみに、厄年ではない。

 

バンコクの中華街には、台湾式の顔の産毛とりがある。店舗があるわけではなく、地下鉄を出てすぐの通り一帯に椅子が並んであり、そこに座っていろんな人がみられるなかで施術を受ける。1番手前が老舗らしく、そこだけは少し奥まったスペースが用意されている。

私はそこに2回行ったことがある。おばちゃんが糸を口に加え、あやとりのようにクロスさせながら、そのクロスした部分で産毛を絡めとる。プチプチプチっと抜けるのだが、その痛みと言ったら、特に初回はとんでもない。ただ、仕上がりはトゥルットゥル。それで2回目も行ったのだが、2回目は初回ほど痛くはなかった。

 

この産毛とり、たしか1回が250バーツくらい。顔に粉を塗りたくられ、その後糸で容赦なく抜きとられる。終わるまで、だいたい45分くらいだろうか。その間ずっと通行人が目の前を行ったり来たり。ときには立ち止まって見たり、写真を撮ったりする人もいるので恥ずかしい。

さらに、スタッフの息子が身動きとれない私に向かって、水鉄砲を撃ってくる。私はびしょ濡れだが、そんなことは気にしない。粉でも水でもかけてくれたらいい。

 

あまりに顔がトゥルットゥルになったので、「背中もやってほしい」と言うと、それなら洋服を脱がないといけないから奥に行こうと言われた。さすがに人通りが多いところでは恥ずかしい。

そうやって、奥にある自宅のようなところまで行き、玄関の前に来たところで「じゃあ、ここに座って」と椅子を出された。てっきり家の中に案内してくれるものだと思っていたが、結局外だった。けれど、そんなことは気にしない。私は誰の家か知らない家屋の玄関前で服を脱ぎ、キャミソール1枚になって背中の産毛をとってもらった。それも250バーツだった。

 

そもそも、藤沢で全身脱毛に通っていたのに、急なバンコク行きでコースが完了できなかったのが悔やまれる。その間、バンコクでさらに新しく脱毛を始めるのは嫌なので、こうして時間があれば中華街に通っているのだ。まあ、もう気にしない。

 

デモが落ち着いたら、また行こう。

 

 

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