私は手紙を書くのが好きで、大学の友達や前の職場の同期・上司、自分の家族や夫の家族によく送っている。
先日夫の母親に「(義理の)おじいちゃんやお父さんと同じように、ハーゲンダッツを買ってきてくれるから嬉しいー!」というハガキを送ったら、「夫婦や家族といえど、日頃の感謝の気持ちを物で表すというのは大切だけど、アイスは安上がりじゃないか……」という返事がきた。
こうして私たちは、夫(もしくは息子)をネタにしてあれこれ言っている。
夫の家族は筆まめで、おじいちゃんにハガキを出してもすぐに返事がくる。しかも、サラッと絵が描かれていたりして感動。私も花を描いて送ったら、「うん?シンビジウムのような花かな?」と。図鑑で調べても名前が分からなかったのだが、シンビジウムではないのだ。あれは結局、何の花だったんだろう……
おもしろいので、返事が届くのがいつも楽しみ!
自分の家族にハガキを出すと、いつもLINEで返事がくる。なぜか私が出したハガキの写真付きで。
軽井沢からこのハガキを出したときには、父から「小さい頃、みさきと一緒に二人乗り自転車に乗ったことがある。そのときみさきは『自分が運転する』と言って、ハンドルを握るなと言ってきた」と返事があった。
このときは、「残念だったな(笑)」と。
しかし、私のおばあちゃんはヒョウ柄のテロンテロン素材のパジャマを愛用しているので、決しておばあちゃんっぽくはないのだ。
このときは、「知らなかったー。合宿がんばれー」だったかな。
友達ともあまりLINEはしない。連絡事項くらい。その代わり、思い出したように手紙を書いている。すると、何週間かして手紙が返ってくる。そうやって、みんなの近況をじわりと把握しているのだ。
そのくらいが、ちょうどいい。