タイ語の学校に通い始めて4ヶ月が経ち、限られたボキャブラリーを駆使してなんとか伝えたいことを伝えられるようになった。
しかし、一歩学校の外に出ると全然ダメで、ネイティブタイスピーカーのごにょごにょさたるや! タイ語はまさに、ごにょごにょ言語なのです。
このままだとダメだ…全然聞き取れない…練習しないと…というわけで、以前横浜のカフェでタイ語を教えてくれていたタイ人のムック先生に「タイ人の友達を紹介してください!」と連絡したところ、「任せて!」となんとも心強い返事が返ってきた。
しばらくすると、彼女のFacebookでガンガンに告知?してくれて、20人くらいのタイ人が「日本人と友達になりたい」というコメントを寄せてくれた。
翌日、その中からムック先生が厳選したタイ人3人(うち、2人はカップル)を紹介してくれたのだ。(ムック先生、仕事が早い)
その3人のうちの1人が、ゲームさん。歳は30歳なので、私より1つ上。
年齢が近い人選も、さすがはムック先生。(ムック先生、できる女)
ちなみにムック先生がゲームさんを紹介してくれた時のLINEには、こう書いてありました。
「名前はゲームです。馬鹿ではありません」
ちょっとよく分からなかったのですが、馬鹿でないなら安心です。
実際に会ってみると、病院勤めの方でした。(馬鹿でないことは間違っていないけれども)
彼はゲイなのだけど、なんとも言えない距離感が非常に心地いいというか、ゲイだからなのかゲームさんだからなのか分からないけど、ムック先生にただただ感謝な出会いなのでした。
それで、ここのところよく2人でお茶しているんだけど、ムック先生が根回ししてくれているのだろう、ゲームさんはゆっくり話してくれるし、分からない単語があればあの手この手で教えてくれる。(日本語は話せない方です。ここもムック先生の人選さすが)
先日「意味する」という単語の使い方を知りたくて、どういうふうに使うのかを尋ねたところ、ゲーム先生いきなり演技モードに突入。
「例えば、私とあなたが出会って3ヶ月だとするじゃない。この3ヶ月でたくさん遊びに行って、よく会っていたの。で、私があなたにいきなり告白したらどうする? あなたは私のことをずっと友達だと思っていたのに、好きって言われたらどうする? きっと、こう言うよね? 『この3ヶ月間は、どういう意味?』って」
と、言われました。
ええ、めちゃくちゃそのシチュエーションは理解できました。
でも、絶対遭遇しないであろうシチュエーションなので、「意味する」の使い方は謎のまま。今夜ググろっかなって感じ。
ちなみにこの日の別れ際、ゲームさんは「これからボーイフレンドの誕生日会なの」と言って、「HAPPYBIRTHDAY」と書かれたカチューシャをつけて去って行った。
「それ、今つける意味ある?」と言うときに、さっきの「意味する」は使えるのだろうか。次会う時に聞いてみよう。