今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

アレもコレも見極めよう!

タイに引っ越す前、友達やタイ語の先生から「タイ人は信仰深い仏教徒が多く、国王(特に前国王)を敬愛している」と聞いた。

 

 前国王が9世なので、タイ人にとって「9」はラッキーナンバーなんだとか。

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街中いたる所に国王の写真や絵が飾られていて、なんだかキューバを思い出す。キューバの街にも、いたる所にチェ・ゲバラの絵や写真があった。

(私はキューバを発つまで、それをボブ・マーリーだと思っていた。あとで写真を見たら何もかも全然違うのでびっくり。無知なハタチでした)

 

サンティエゴ・デ・キューバ

サンティエゴ・デ・キューバの街

キューバ

キューバ2(路面電車の線路がある)

キューバ

キューバ3(古いアメ車が多かった)

キューバの家

キューバ4(防犯上、窓には柵必須の民家)

キューバの街並み

肝心のチェ・ゲバラの写真なかった……

 

タイ人は、挨拶のときに両手を合わせる(合わせないこともある)。

マンションの守衛さんも、毎朝「サワディーカップ」と両手を合わせて見送ってくれるので、私も同じように手を合わせて挨拶を返している。

 

きっと、より敬意を表したいときに手を合わせるのだろう。(きっとね!)

 

手を繋いで歩くラブラブなカップルも、歩道にある黄金の祭壇(?)の前を通るや、繋いでいる手をパッと離し、二人仲良く祭壇に向かって両手を合わせていた。

なんとも好印象なカップル。(良いぞ! 気に入ったぞ!)

 

プミポン国王

プミポン前国王

MBKというショッピングモールから出たところに見える、こんな大きな前国王の絵にも、買い物客たちが手を合わせていた。

 

サッと両手を合わせて、またスタスタ歩く。

かっこいい。

 

 

そんなタイの人々を見て思い出すのは、長崎で通っていた茶道教室の方々。

教室が諏訪神社の近くだったので、お稽古終わりに諏訪神社の前を通る際、みんな立ち止まって一礼していたのだ。

私はそれをとてもかっこいいと思って、以来、諏訪神社の前を通るときは鳥居の前で一礼するようにしている。

 

いつかタイ仏教の教えや国王の存在に手を合わせたい時がきたら、私もタイ人みたいにかっこよくサッと手を合わせてみようと思う。

 

 

さて。

今日、外出から帰るとマンションの前で知らない女性に両手を合わせて挨拶された。

慌ててイヤホンをとり、こちらも挨拶を返したところ、相手びっくり。

 

振り返ると私の後ろに例の金ピカ祭壇があり、それに向かって手を合わせていたのだ。

マンションの前にもあったとは知らなかった。

 

そっちかー。

 

見極めよう。

 

チェ・ゲバラ

こっちがチェ・ゲバラ

ボブ・マーリー

こっちがボブ・マーリー