今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

タイの歴史を知ろう!

昨日は夫が午後3時には会社から帰ってきた。聞くと、会社の近くでデモが行われるというので、帰れるうちに帰ろうということになったらしい。

近頃は、デモのニュースを見た日本の友達や以前勤めていた会社の上司から、心配の連絡が来る。東京でもタイ人が集まって、同じようにデモが行われているとニュースでやっていた。

 

次の帰省では、きっと家族や親戚からいろいろと聞かれるだろうから、デモの経緯や最新情報について調べておこう。

 

先日のこと。

タイ語学校をやめてから、なかなか勉強する機会がないので、オンラインのトライアルタイ語レッスンを受けてみた。担当してくれた先生は、日本のデンソーで通訳として働いた経験があるタイ人の女性。基本的な挨拶から教えてくれたのだが、だいたいはタイ語学校で習ったことだったので、ほとんどをスキップすることに。

授業の後半は雑談になり、最終的には「家近くなんだし、近くでお茶しようよ」と誘われたので、その後、近所にあるショッピングモールのフードコートで一緒にご飯を食べた。

 

彼女はタイ歴史が専門で、アユタヤのガイド免許ももっているらしい。タイ王室の歴史や何世の王様が何をしたのかなどを丁寧に教えてくれた(もちろん、日本語で)。食べながら聞いていたからメモなどとれず残念……。すっごく面白い話いっぱいしてくれたのに!

 

その後、アユタヤ王朝時代をテーマにしたタイドラマ『運命のふたり(別名:愛の運命)』を紹介してもらい、Netflixで視聴した。このドラマは他のタイの友人からもオススメされることが多かったので、どうやらかなり人気のよう。

 


บุพเพสันนิวาส BuppeSanNivas EP.1 ตอนที่ 1/9 | 25-12-62 | Ch3Thailand

 

この『運命のふたり(บุพเพสันนิวาส/ブッペー・サン・ニワート)』というドラマ、ストーリーはというと、かなりべタベタのラブコメです。

 

タイドラマ

主人公役の彼、ニヤけさせたら世界一だと思う。

 

話が進むにつれて、主人公のふたりはどんどんラブラブに。見てるこっちが恥ずかしくなるよー。でも、ご安心ください。その「見てられなさ」は、ちゃんと召使い役の2人が表現してくれます。タイ人の友達も、「彼女たちふたりは、私たちの代弁者」と言っていた。

 

タイドラマの1シーン

「もう見てられないわよー!」の様子

 

 

一方、時代考証はかなりしっかりしているらしく、昔の生活や食事などを知るには良い教材。しかも、2019年には「東京ドラマアワード」の海外ドラマ特別賞を受賞しているので、 日本でも注目されたのかな?

 

機会があれば、ぜひご覧ください。

 

また、東南アジア全体の歴史をザッと知りたい場合には、『池上彰の世界の見方東南アジア』がオススメです。 

池上彰の世界の見方 東南アジア~ASEANの国々~

池上彰の世界の見方 東南アジア~ASEANの国々~

  • 作者:池上彰
  • 発売日: 2019/05/17
  • メディア: Kindle版
 

 

タイはなぜ、フランス領だったカンボジアやラオスとイギリス領だったミャンマーに挟まれながらも、どの国の植民地にもならなかったのか。タイの政権交代はどのように行われるのか、などがわかりやすく書かれています。

 

この本をもとに、中田敦彦さんがYouTubeで東南アジアの概要を動画にまとめていますが、こういう「まとめ」は引用元を辿った方が良いというのが結論。

 


【東南アジア①】〜東南アジア現代史とASEAN〜

 

とにかく、『運命のふたり』は1話が長いうえにシリーズも長いので完走までに時間がかかりますが、どなたか見た方がいたら是非とも感想を共有しましょう!