タイで子育てをすることになり、事前にネットやSNSなどで情報収集をしていると、いろんな人が「タイ人は子ども好き」だと言っていた。
それですっかり安心していたのだが、実際のところ、普通に子ども好きでない人もいるなというのが実感しているところ。
「タイ人」で括られても…と、彼らは思っているかもしれない。やはり、これも多くの人が言うように、主語は大きくあってはいけないのかも。
とはいえ、子どもが一緒だと、かなりの確率で話しかけられるのは事実。
例えば、こんな感じ。
家を出る(マンションの守衛さんに話しかけられる)
↓
スーパーに入る(入り口の警備員さん?に手を振られる)
↓
買い物をする(品出しのスタッフ、買い物客に話しかけられる)
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会計をする(レジのスタッフ、袋詰めのスタッフに話しかけられる)
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スーパーを出る(すれ違う人に手を振られる)
↓
帰宅する(マンションの守衛さんに再び話しかけられる)
手や足やほっぺたを触られることも少なくない。私のガードが緩いんだと思う。
きっと、タイは子どもに話しかけたり触ったりするハードルが低いから、自然と子ども好きと言われるのだろうなと思う。性格というより、環境じゃないかな。
ベビーカーを押して道路を歩けば、歩道の脇に座っている人たちやバイクに乗っている人たちが、息子に向かって「いないいないばあ!」と声をかけてくれる。タイ語で「ジャッエー!」と言うらしい。
私は子ども好きではあるけれど、知らない子に突然話しかけたりはしない。しない、と思っていたのだが、タイに来てからというもの、「かわいいですねー」だの「何ヶ月ですか」だの、話しかけまくっているから恐ろしい。
タイという環境が、こうさせるのでしょうか。
でも、「いないいないばあ!」は、まだやったことがない。もう少し、時間が必要なのかもしれない。