今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

台湾レストランに通う夫

バンコクに(一時的に)単身赴任している夫とたま〜に連絡をとるのだが、先日は近所の台湾料理屋さんに行ったと写真を送ってくれた。

 

それがこれ。

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麻婆豆腐ご飯と…ご飯?

お茶碗のご飯が謎なのだが、聞くところによると、「ご飯多め」と頼んだらこのスタイルで出てきたらしい。謎である。

 

この辺りは日本人がたくさん住むエリアだが、ここは「異国の地」感が漂っているらしい。というのも、英語もタイ語も日本語も通じないんだとか。中国語というか、台湾語しかうまく伝わらないらしい。それって良いの?

 

お客さんも見渡す限りが台湾人で、台湾人コミュニティーの台所的役割を果たしていると言っていた。

ただ、テレビに流れるニュースは、漢字が読めるので理解できるらしい。

 

そういう絶妙な心地よさが気に入っているようで、ここのところ頻繁に通っているのだそう。

 

ちゃんとご飯食べていて何よりです。

 

 

タイでやりたいこと

バンコクに住んでいる間にやってみたいことがいくつかあって、その一つが国立博物館のガイドボランティアだった。何もガイドがしたいわけではなく、ガイドをするための勉強会やフィールドトリップが面白そうだったからだ。

 

毎年春頃にメンバーが募集されるのだが、2020年はコロナのせいで募集はされなかった。コロナがなければ、今頃楽しくやっていただろうに。悔やまれる。

 

最近、自分は何をしている時が楽しいんだろうと考える。

今まで特にそんなことを考えずに生きてきた。本当は就職活動のときにでも考えるのだろうが、深く考える前に社会に出てしまった。その後、何度も考える機会があって、その度に頭を悩ませるのだが、答えは見つかっていない。

 

ただ、振り返ってみると、表千家の短期講習会は最高に楽しかったなと思う。長く続く歴史や茶道具を勉強するのがおもしろかった。

バンコク国立博物館のガイドボランティア勉強会も、タイの歴史や宗教にまつわるいろんなことを知れる点で似ているのでは?と思った次第。募集が再開したら、問い合わせてみよう。

 

さて、なぜこんなことを考えるのかというと、一にも二にも時間があるからで、思うように外出できないからだ。せっかくの一時帰国。しかも、一人で。この絶好の機会に、いろんな人と会えないなんて残念すぎる。

 

いつになったら終わるのやら。コロナめ……。

 

 

マイペンライ精神

今日は午後からPCR検査を受ける日。2週間の隔離生活を終え、外出が解禁された初日でもある。

 

午前中は時間があるので、市役所に行って転入届を出してきた。諫早市に住民票がないと、携帯電話の契約もできないし母子手帳ももらえない。いろんな手続きが滞っている原因なので、さっさと片付けてしまおう。

 

というわけで、朝イチで転入届を出し、無事諫早市民になった。

転入の手続きが終わってもまだPCR検査の予約時間までには少し時間があるので、近くの福祉センターに行って母子手帳ももらってしまおう。

 

そういう軽い気持ちで母子手帳を受け取りに行ったのだが、行ってみてびっくり。大量の資料とアンケートを渡されて、1時間にも及ぶヒヤリングが待ち構えていた。

 

アンケートには、

  • 子供ができたと知ったときの気持ちは?
  • 子供ができたと家族に伝えたときの反応は?
  • 出産後の家族のサポート体制は?
  • 出産後にあなたが心がけたいことは?

などなどなどなど……の質問事項があり、週数ごとに感じるであろう体と心の変化も資料を用いて細かく説明してくれたので、手厚いなーと感心した。出産後には家庭訪問もあるらしい。これってどの自治体もこんな感じなのかな?

 

タイでは、お医者さんから「アカチャン、ゲンキ」「ディー(良い)」「マイペンライ(問題ない)」としか言われたことがないのだけど。

 

まさか1時間も福祉センターにいるとは思っていなかったので、慌てて原爆病院へ。PCR検査は鼻につっこまれるタイプの検査かと思っていたが、実際には専用の容器に唾液を入れて提出するだけのものだった。しかも全て車内で行うドライブスルー方式。

 

予約時間に4分遅れて到着すると、駐車場には同じ12時半集合の車が5〜6台ほど並んでいて、せっせと検査を行っていた。唾液の量は容器の赤い線を超えなければいけないのだが、これがなかなか難しいという人もいるようで、隣の軽自動車に乗っていたおじさんはいっこうに終わる気配がなかった。

 

私は空港に梅干しの写真が貼ってあったのを思い出し、iPhoneで「梅干し」と画像検索。その画像を見ると一瞬で規定値を満たしたので、軽自動車のおじさんにもぜひ見せてあげたかったのだが、心の中で「頑張れ」と応援するにとどまった。

 

結果はその日の夕方には連絡しますと言われ、実際に5時頃には電話で「陰性」という報告があった。実にスピーディーである。費用は自腹で20,000円ちょっと。痛いけど、これを受けないと産婦人科の予約がとれないのだから仕方がない。

 

今日のあれこれを夫に話したら、「そういう手厚くてきめ細かい日本のサービスは忘れてしまっているわ」と言っていた。

 

そして、夫は私が帰国したことで年末年始は暇になると見越し、ゲーム機を日本の実家からタイに送ったのだが、先日試しにプレイしたところ、電圧の違いですぐに壊れてしまったのでいよいよ年末年始にやることがなくなったと笑っていた。

 

お気に入りのゲーム機が壊れたって、マイペンライ。

 

タイの精神に慣れきってしまうのも、悪くはないなと思った。

 

 

 

 

オーガニックスキンケア「アバイブーべ」

日本に帰ってきてから、髪質と肌質がものすごい勢いで改善している。こんなに乾燥する冬の今でさえ、というのが不思議なところ。やっぱり、今にも爆発しそうなあのドライヤーが諸悪の根源だったかな。毎日使うものは良いものを使いたいよね。

 

私は三姉妹の長女で、下に双子みたいに育った年子の妹が2人いるのだが、次女はかなりの美容オタクで全身のケアに抜かりない。

金属アレルギーもちで皮膚が弱く、2年ほど前から背中の肌荒れに悩んでいたが、久しぶりに会ったらその背中が綺麗になっていた。聞くと、この2年、試行錯誤を繰り返し、毎日ケアを行っていたのだそう。

 

私は自分の背中を年に何回見るだろう。妹ながら、すごいなと思った。

 

そんな美容オタクの次女が、ここのところずっと使っているタイ製品がある。ロイヤルプロジェクトの「アバイブーベ」だ。タイ王室がつくったのかオーガニックハーブブランドで、バタフライピーのシャンプーなんかが1番有名かな?

 

abhai.jp

 

上に貼った公式オンラインストアのリンクは日本向けなのか、シャンプーが3,740円もするのでびっくり。

 

実際のところ、タイのアバイブーべ店舗やスーパー、薬局ではシャンプーが80〜100バーツくらい(300円〜350円くらい?)で売られている。他の化粧水や保湿クリーム、洗顔、石鹸などもリーズナブルなので、私も日本から持っていった諸々の消耗品がなくなれば、随時アバイブーべなどのタイ製品に切り替えていた。

 

タイって、スキンケアもコスメも調べれば「オーガニック天国」と出てくるくらい、思ったよりも随分と充実していたな。

 

 

妹のお気に入りは、泡立たないタイプの洗顔とRice branの石鹸。(Rice branって何だろう)

石鹸はだいたい日本円で100円くらいなんだけど、日本ではメルカリなどで1個300円〜600円で売られていた。私も一時帰国でたんまり持ち帰って、一稼ぎしたい。実際、タイに行く旅費を考えたら500円/個でも安いよね。

 

 

ちなみに、アバイブーべの現地ウェブサイトはこちら。日本のサイトより品揃えも豊富で面白い。サプリメントとかもあるみたい。

 

www.abhaiherb.net

 

私のお気に入りは、このキュウリのフェイシャルクリーム。

アバイブーべのきゅうり

 

これ塗ると、翌朝肌の調子良好。モチモチです。120バーツ。

 

そういうわけで、今回の一時帰国には間に合わなかったけど、アバイブーべに限らずタイ製品が欲しいときはお声がけください。スーツケースに余裕がある限り、買ってきます。

 

 

タイからの一時帰国

12月11日、早朝の便でバンコクから関空へ。約1年ぶりに一時帰国した。

 

今はコロナのいろいろで、外国から帰国した人は公共交通機関を使えないらしい。それで、妹2人に長崎から車で来てもらい(妹たちは来るときはフェリーを使っている)、大阪から長崎まで11時間かけて車で帰ってきた。

えらい長旅だ。

 

どうなることかと思ったが、なんだかんだ楽しいドライブだった。

車中では、妹が昔、飛行機に乗る時に酔い止めと間違えて下剤を飲んでしまった話などを聞いていたら、あっという間に到着。

 

本当はせっかく大阪に行ったのだから、妹たちはどこか街をぶらついて、あわよくば関西ジャニーズに遭遇したかったらしいのだが、コロナの感染者が過去最多の今、そんなことはできるわけもなく。

長崎から大阪へ行き、空港にタッチしてすぐにとんぼ返りという弾丸ドライブだったわけだ。

 

迎えてにきてくれて、本当にありがとう!

 

空港の様子はというと、到着ロビーにはバンコクから降り立った私たち以外に人はおらず、係の人に誘導されるまま列に並び、機内で事前に記入した書類のチェックなどをして、あれよあれよという間に無事入国。

タイからの入国であればPCR検査はないらしく、長丁場になるだろうと小説を2冊携帯していたが、人がいない分むしろいつもより早く外に出ることができた。

 

そうして今、長崎の実家で2週間の隔離生活を送っている。

 

先日、戸籍抄本を取り寄せる書類を家の向かいにあるポストに投函するため、ほんの少し家から出たのだが、人とすれ違うどころか、見渡す限り誰もいなかった。諫早に人はいるのだろうか。

 

戸籍が届いて隔離期間が明けたら、市役所に行って転入届を提出しなければいけない。

市役所の職員さんに、来年の夏に再びタイに戻る予定だと伝えたら、1年以上住む予定がない人は住民票を移すことができないと言われてしまった。

けれど、次回タイに戻るときは住民票を日本から抜くつもりはないので、やはり転入届を提出しよう。これはズルなのだろうか……。

 

隔離明けには、このような役所関係の手続きがわんさか待ち構えているので、年内はあちこち走り回って忙しくなりそう。

 

それから、日本に帰ってきてからずっと肌が乾燥して困っている。タイの湿度に慣れていたのか、空港に降り立った瞬間から顔が真っ白になって驚いた。

取り急ぎ、スキンケア用品をネットで注文。ついでにiPhone11も注文した。

 

ここのところ、3年近く?使っていたiPhone6Sのホームボタンが機能せず、ログインしにくい状態が続いていたので、念願叶ってようやく交換。

 

iPhoneSEでもよかったのだが、どうやら11の方がバッテリーの持ちが良いということで、少しばかり贅沢をした。

AppleストアでSIMフリー端末を購入し、Yモバイルで契約する予定。

 

なんだかんだ、やることはいろいろありそうなので、忘れないうちにやるべきことを書き出しておこう。と言って、書き出すのを忘れないようにしよう。

 

 

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素敵なタイ人の彼

久しぶりにお茶のお稽古をしたら、数ヶ月ぶりに正座をしたせいか、翌日から太腿の前側が筋肉痛だ。ソファーに座るのも、階段をのぼるのも、トイレするのも一苦労。なかなか痛い。

 

昨日のお稽古では、茶杓の銘が「チェンマイの野焼き」だった。

日本では秋頃行われる野焼きだが、チェンマイではこの時期から2月頃にかけて行われるらしい。季節が日本と異なるので、いろんな行事も時期が異なるという当たり前に気付き、おもしろい。

 

お稽古からの帰りに電車に乗ったところ、ちょうど帰宅ラッシュの時間と重なり、車内は混雑していた。

ドアの近くに立つと、急に隣に立っていた青年がキョロキョロし始め、何事かと思いきや、私のために空いている席を探してくれた。

すぐに近くの席を見つけ、「どうぞ、座ってください」と言ってくれたので、ありがたく座らせてもらうことに。なんだか泣けてきた。

 

自分は立っていながら他の人のために席を探すというのは、なんて親切なんだろう。それをサラッとできる彼。素晴らしい。

 

トンロー駅に着いたので、電車を降りる前に彼に「コップンカー(ありがとうございます)」と言うと、日本語で「オダイジニ!」と言われた。

次会ったら告白してしまいそうなくらい、射抜かれました。好きです。

 

 

こういうタイ人の親切心にふれるたび、この親切心はどこからくるのだろうといつも思う。仏教からかな?

もしそうだとしたら、若いけれどこんなに徳を積んでいるのだから、ぜひ彼には彼の望む人生というか、その後の世界が訪れますようにと願って止まない。

 

そういえば、信仰深いタイ語の先生が、徳を積むために市場の魚を買っては川に放流していると言っていた。どうやら、放流するための魚が売られているらしい(それはそれで謎)。

彼女は、放流した魚と同じ種類の魚は、その後一生にわたり一切食べないのだそう。食べた魚がもしも放流したその魚だったら、放流した意味がないからなのだとか。

 

それなら、放流する魚の種類を決めておかないと、どんどん食べられる魚の種類が減ってしまうなと考えてしまった私……。

 

徳を積む道のりは、まだまだ長そうだ。

 

 

エンターテイメントって素晴らしい!

先月はSexyZoneのライブ配信を見て、先週はCreepy Nutsのライブ配信を見た。

王道アイドルと、名前からして怪しいヒップホップユニット。正反対の2組だけど、どちらも最高でした。

 

ライブをネットで配信してくれると、海外にいても見ることができるから嬉しい。

どちらも今まで見に行ったことがなかったので、いい機会だった。

 

クリーピーナッツのライブ当日、お腹がすいてきたので夕飯に作っておいた豚汁を食べながら見ようと思ったが、「いやいやヒップホップだぞ!? 豚汁なんか食べていいのか!?」と、謎のストリート魂が芽生えたので、先日食べきれずに冷凍しておいたピザを解凍し、1袋5バーツ(20円くらい)のポテトチップスも用意して、超ジャンクな状況を整えた。

 

昨年日本にラグビー旋風が巻き起こったときも、試合の日にはピザをデリバリーするのがお決まりで、ピザとコーラ片手にテレビの前で観戦したものだ。

意外と雰囲気を大事にする私。

 

 

そういえば、神奈川を出る前、友人の真似をして「関東にいる間にやりたいことリスト」を作ったが、そのほとんどが「歌舞伎を見る」「能を見る」「バレエを見る」「劇団四季を見る」「演劇を見る」などだった。(ここぞとばかりに散財。でも後悔なし!)

 

関東は、エンターテイメントが多くて良い。毎日どこかで何かが行われている。一度演劇を見にいくと、厚さ2センチは超えるであろうリーフレットの束を渡され、「こんなにやってるの!?」と驚いたことを思い出す。

 

タイでも首都に住んでいるんだから、きっといろんなエンターテイメントが毎日のように近くでやっているんだろう。

タイ語がわからなくても楽しめるものを見つけて行ってみよう!

 

タイでもいろんな音楽イベントやっているらしいので、未経験の「フェス」とやらにも行ってみたい。

 

 

edifying-bkk.com

 

 

ホアヒンのこのジャズフェスティバルが気になる!

 


ความรัก ป้อม ออโตบาห์น | Thailand Jazz All Star | June 7th, 2019

 

ホアヒン・インターナショナル・ジャズ・フェスティバルは、王室御用達のリゾート「ホアヒン」で毎年6月に開催されるジャズ・フェスティバル。タイの国王プミポン前国王陛下が自らも楽器を演奏するジャズ好きで、2001年から開催されているフェスです。 

 

早くコロナが一段落して、いろんなエンターテイメントが復活しますように。