バンコクに住んでいる間にやってみたいことがいくつかあって、その一つが国立博物館のガイドボランティアだった。何もガイドがしたいわけではなく、ガイドをするための勉強会やフィールドトリップが面白そうだったからだ。
毎年春頃にメンバーが募集されるのだが、2020年はコロナのせいで募集はされなかった。コロナがなければ、今頃楽しくやっていただろうに。悔やまれる。
最近、自分は何をしている時が楽しいんだろうと考える。
今まで特にそんなことを考えずに生きてきた。本当は就職活動のときにでも考えるのだろうが、深く考える前に社会に出てしまった。その後、何度も考える機会があって、その度に頭を悩ませるのだが、答えは見つかっていない。
ただ、振り返ってみると、表千家の短期講習会は最高に楽しかったなと思う。長く続く歴史や茶道具を勉強するのがおもしろかった。
バンコク国立博物館のガイドボランティア勉強会も、タイの歴史や宗教にまつわるいろんなことを知れる点で似ているのでは?と思った次第。募集が再開したら、問い合わせてみよう。
さて、なぜこんなことを考えるのかというと、一にも二にも時間があるからで、思うように外出できないからだ。せっかくの一時帰国。しかも、一人で。この絶好の機会に、いろんな人と会えないなんて残念すぎる。
いつになったら終わるのやら。コロナめ……。