今日のこと。

ほとんど今日のことではありません。

ポケモンでスモールトーク

5年くらい前、長崎でドイツのビールを飲みながら音楽を聴こうというイベントがあった。ステージでバンドの人たちがYMCAを演奏し、向かい側のテーブルで中学の時の美術の先生がYMCAを踊っていた。(奥さんは小学校の先生だったので、二人とも懐かしかった)

 

どういう流れだったか、イベントが終わった後にそのバンドの人たちとカラオケに行こうということになったのだけど、彼らはたしかドイツ人で、英語と日本語をミックスして話していた。

 

聞くと大学の第二外国語で日本語を習っていたらしい。

 

たまに、他の国の人でも「第二外国語で日本語半年勉強していました」みたいな人が、ものすごく流暢に日本語を話すので驚く。

 

私の第二外国語はたしか、たしか中国語だった。みんなそれぞれ名前の漢字を中国語読みで呼ばれていて、よく聞いておかないと聞き逃してしまいそうだったけど、私の名前はひらがなだったからぼーっとしててもすぐ分かる。

 

「みさき」って呼ばれて、返事をするだけ。

 

大学生のとき、下敷きにポケモンシールを集めていた友達と一緒に中国語の授業を受けていた。

 

先生はあるとき、その下敷きに貼られていたタッツーを見つけた。

 

「あなた、これ知っているの?」と言う。

 

友人は「タッツーです」と答える。

 

「いいえ、違います」と先生は言う。

 

「これはポケモンのタッツーです」と友人は言う。

 

先生は首を振り、そして言う。

 

「いいえ、これは高価な漢方です」

 

友達は諦めたように、それを受け入れた。

 

そして、私の友達はかわいいポケモンたちと高価な漢方のシールを集めている女の子になった。

 

中国語の授業で覚えていることって、それだけ。

 

ちゃんと勉強していれば、今頃どこかの中国人と仲良くおしゃべりできていただろうに。美術の成績も2だったので、先生には話しかけずに帰りました。

 

音楽とアニメは国境を越えるね!